事務局からのお知らせ最新Topics
豚レバーの生食提供禁止になります2014年06月24日
会員各位
「豚レバーの生食提供禁止になります」
■ 6月20日(金)に厚生労働省「薬事衛生審議会・食肉等の生食に関する調査会」が開催され、 これを、同審議会乳肉水産食品部会に報告し、今後豚の生食提供禁止が決められることになります。
■ 6月20日の調査会には、他の畜産団体とともに、全肉連の委員として参加し、意見を述べました。 ○ 生食については、リスクの情報を徹底して流すこと、食べる、食べないは本人の判断。 の趣旨で、発言しました。
■配布ペーパー 食肉の生食に対する係わる見解 全国食肉事業協同組合連合会 ■ 食肉は焼いたり、煮たり、加熱して食べることが原則であり、食肉業界でもそのように情報提供してきた。(加熱調理が当たり前、蠣(かき)の用に加熱調理用・生食用と書き分けていない、) ■ 豚の肝臓、豚肉については、食肉販売業者では昔より、生で食べてはいけないことは、常識であり生食用として卸・小売していない。 ■ 生食は、魚の刺し身と同様、個人の嗜好であり、食べたくない人は食べない。 ・ 食肉加工・卸・小売業界では、「生食衛生マニュアル」「タタキの加工マニュアル」などの冊子を配布し、生食を含めた衛生的な加工を指導してきており、豚の生食、ジビエの流通は危険である、と言う情報を徹底している。 ・ しかし、飲食業界・団体の組織率が少ないことにより、アウトサイダーでの豚の生食提供が行われている、恐れがあることも事実。 消費者委員や学識経験者が「豚肉・肝臓の生食」を提供禁止ないし、規制すべきと主張しそれが正しいとおもうなら、消費者あっての業界であるので。私共の意見に固執することはなく皆さんの意見は尊重したい。 ■ 豚の生食を飲食提供禁止すること、中まで火を通し調理・加工する事でよい。 ■ 牛の他の内臓(第3胃:センマイ)などの生食に近い飲食提供などについては、表面の熱処理(ゆがく)や洗浄方法、洗浄液の工夫や調味(酢漬け)により、衛生的に食べる方法があるので、規制や、提供禁止措置をすべきではない。
|