精肉問屋 永田屋本店
代表 永田 哲之
愛知県岡崎市伝馬通り2-10 ≪Map≫
TEL 0564(21)0771 FAX 0564(25)0956
http://www.yoshida-ham.co.jp/

明治23年、先々代の永田松次郎氏が、「これからは文明開化により日本人も肉を食べるようになり食肉が主流になるだろう」と肉屋を開業。大正のはじめに今の場所に移転し百年目となる。 第二次世界大戦の空襲にあってもこの伝馬通りで唯一燃えずに残り、岡崎市から都市景観賞が与えられたその外観は、外からくる方には「肉屋とは思わなかった」とよく言われるという。 ずっと精肉だけでやってきたがそれだけでは駄目だと考え、6~8年前から惣菜に力を入れるようになり、松阪牛を使ったコロッケを作った。 松阪牛を使って他所ではできないことをやってメディアが取り上げるようになり注文が殺到。名古屋の隣の日進市・碧南市・半田市など、遠方からわざわざコロッケだけを買い「今まで敷居が高くて入りにくかったけど、コロッケだけでも買えるんだ」というお客様もきてくれる。そうなるとコロッケ用の切り落とし端材がでるよりも、コロッケの方が多く出ていくので、専用に切り落としを作るようになった。相乗効果があって常に新鮮なものを店頭に並べることとなった。「おいしかった」と言われると作る側もうれしくなるので一月に一回くらい新製品を作るようにしているそうだ。 「食生活が多様化した今、老舗にあぐらをかいていては駄目。お客様の色々な要望にあった目新しい物も置いていかないと駄目だと思っている」と代表の永田 哲之氏。「お肉の正しい情報を伝えたりアドバイスできる、それができるのが専門店だし対面販売の良さ」と語ってくれた。精肉問屋 永田屋本店食肉・惣菜全般都市景観賞受賞の創業百年の老舗新しい物も置いていかないと駄目26 27全国のお肉屋さん成功事例集豚の網脂で撒いた自家製ビーフハンバーグ。「ぎゅっ」と閉じ込められた肉汁の風味とハンバーグの食感は独特。口の中でふわっととろける柔らかさ、松阪牛ならではの旨味が自慢。
●立地・沿革
名鉄本線東岡崎駅から徒歩10分。伝馬(てんま)通商店街。伝馬通りは日本橋から数えて38番目の宿場町。
●.店舗の沿革・歴史
明治23年、永田松次郎氏により創業。大正のはじめに今の場所に移転し、百年目。第二次世界大戦で岡崎も酷い空襲を受けたが、唯一燃えなかった。
以来現存する建物という事で、岡崎市から都市景観賞をもらう。一時期、岡崎の百貨店(松坂屋)の精肉売り場にも入っていたが、お客様のことを考えて現店舗経営だけを選んだ。
●主な客層・販路
年齢層は30代~60代。男女別は女性70%、男性30%。店頭売り70%、配達・納め20%、その他10%。対面・計量販売、パック・セルフ販売。
●品揃え
生鮮牛肉は松阪牛、宮崎牛等25アイテム。生鮮豚肉は鹿児島黒豚20アイテム。生鮮鶏肉は錦爽(きんそう)鶏5アイテム。
自家製惣菜10アイテム。牛肉コロッケ、メンチカツ、焼豚
≪ 店舗内 ≫


≪ 目玉商品 店舗内間取り ≫
