合名会社 山久あさり商店
代表 土橋 弘樹
函館市宝来町10番11号 ≪Map≫
TEL 0138(23)0421 FAX 0138(23)4222

昭和初期のレトロな外観もまた人気の1つとなっているすき焼きと精肉の老舗店。青函連絡船があった頃には、連絡船や船舶相手の商売も多くあったが、昭和50年代に方向転換を余儀な
くされた。1階は牛・豚の生肉や総菜・地鶏・ラムを販売する小売店舗、2階は、すき焼きの飲食店として営業。牛肉は銘柄にこだわった時期もあったが、売上が増えるにつれ品物が間に
合わず、今では和牛を鹿児島の阿久根市場業者等から厳選して仕入れ、「阿さ利の黒毛和牛」として販売している。すき焼きについては常に研究を怠らず、東京や神戸の名店を食べ歩いてきている。各地の観光会社から、観光に「阿さ利」の食事を組み込めないかとの声が多くあるが、その対応に追われ常連客に手薄となりはしないかと、今のところ断っている。
立地的には函館駅前でもなく、観光地から離れた場所にもかかわらず、繁盛店なのは地道な商売が評価されたもの。地元の顧客はもとより、口コミで観光客も立ち寄っていく。
総菜では、手作りのコロッケ・トンカツ・串カツ・焼豚・シューマイなどが好評を得ている。開店を待って買い求めていく人も多い。こだわりの「すき焼き弁当」を900円で売り出した
ところ評判になり、午前11時までの注文限定で販売している。
これからは、精肉卸部・精肉小売部・総菜部・すき焼き部・すき焼き弁当部を5本の柱として、またネット通信販売にも力を入れており、「阿さ利の黒毛和牛すき焼きセット」が全国に出回る日もそう遠くはない。
●立地・沿革
市電谷地頭線宝来町駅から徒歩1分。
十字街商盛会商店街。
JR函館駅からは車で約15分。
●.店舗の沿革・歴史
明治34年、土橋 多次氏が創業。
昭和7年に合名会社を設立。
3度の大火(明治40年、大正10年、昭和9年)を乗り越え現在に至る。
現在の建物は昭和9年の大火後に料亭風の建物に似せて建築。
●主な客層・販路
男女別は女性70%、男性30%。職業別は専業主婦40%、勤め人40%、学生・飲食店20%。店舗に関しては店頭売り100%。
対面・計量販売。
●品揃え
生鮮牛肉は鹿児島産黒毛和牛A5を中心に10アイテム。
生鮮豚肉は鹿児島産六白黒豚10アイテム。
生鮮鶏肉は道内産6アイテム。
その他生鮮食肉は生ラムなど2アイテム。
自家製惣菜はソーセージ・ウインナーなど。
≪ 店舗内 ≫


≪ 目玉商品 店舗内間取り ≫
