有限会社 河原精肉店
代表 河原 糸美
大分県由布市湯布院町川上3735-4 ≪Map≫
TEL 0977(84)2350 FAX 0977(84)2502

明治40年頃に魚の行商から始まり、徐々に肉を食べる習慣がついた頃から肉屋として由布院に開業。当初、店舗は金鱗湖の方にあったのだが、大正14年に由布院駅が開業したのに合わせて、新しい駅前の方が繁栄するだろうと考え、現在の川上地区に移転。 大分産豊後牛を中心に黒豚や宮崎地鶏を販売してきたが、時代の流れからか、やはり客足が大型店やスーパーなどに流れるようになった。昔は夕方にはお客様が店頭にいっぱいで手が回らないくらいだったが、段々と小規模店は厳しくなっていく。 昔からのお客様にきていただきたいので一人一人を大事にしていきたいと対話を大切にして、店の雰囲気もあえて変えずに、昔ながらの店づくりを心掛けているそうだ。その努力の甲斐があり、確かに気軽に声をかけてくれる地域に密着した店舗となっている。 様々な風評被害の時も大変だったという。食肉トレーサビリティで個体識別番号を付けねばならなかったり、お客様から肉の産地を確認されたり。昔からのお店の暖簾を壊したくなかったから品不足で仕入れも大変だったが、豊後牛の取扱いだけは減らさないように極力注意し努力したそうだ。 おかげで遠方の方も「あそこに行けば豊後牛がある」と足を運んでくれ、昔からのお得意さんは「肉屋さんにこないと美味しいお肉は食べられないな」と言って戻ってきてくれたそうだ。 不景気の中、家業を継ぐのも大変な時代だが、現在は長女の河原 糸美さんが四代目を継ぎ、なお一層の期待がかかっている。有限会社 河原精肉店食肉・惣菜全般一人一人との対話を大切にして昔ながらの店づくり38 39全国のお肉屋さん成功事例集大人気の唐揚げの秘密は、三代目が味を作り上げた手作りの極秘タレ。地元のお客様の口コミから始まって、メディアにも取り上げられ、今では観光客が並んで買いにくる。
●立地・沿革
由布院駅から徒歩3分。花の木通り商店街
●.店舗の沿革・歴史
明治40年頃、曾祖父が開業。金鱗湖付近に店舗を構えていたが、大正14年に由布院駅が開業したのに合わせて、現在の場所に移転。会社の商標登録は昭和39年。
●主な客層・販路
年齢層は小学生からおじいちゃん・おばあちゃんと幅広い。女性が多く70% 男性30%。専業主婦20%、勤め人40%、学生40%。店頭売り20%、配達・納め80%。販売形態は対面・計量。
●品揃え
店頭に陳列するのは国産牛。なかでも豊後牛にこだわっている。卸は部位が限定されるので、その日により大分県産、宮崎県産等々。牛肉は豊後牛、12アイテム。豚肉はもち豚、黒豚、品目9アイテム。鶏肉は宮崎地鶏、品目9アイテム。その他季節によって違うがイノシシ、鴨、カルビなども。惣菜、12アイテム。
≪ 店舗内 ≫


≪ 目玉商品 店舗内間取り ≫
