株式会社 鳥惣精肉店
代表 小山田 幹男
茨城県ひたちなか市湊泉町2-20 ≪Map≫
TEL 029(263)4147 FAX 029(263)4055

明治37年創業の精肉・惣菜専門の老舗。店内には茨城産銘柄黒毛和牛(常陸牛)を常時30種類以上取り揃え、茨城県銘柄鶏の奥久慈軍鶏や茨城県銘柄ローズポーク美明豚などブランド商品が並ぶ。常陸牛がこれだけ並んでいる店舗はあまり無いはず。 販路店頭売り40%、納め50%なのだが、「卸を削っても小売は大事にしたい」と代表の小山田氏は語る。「例えば牛の肩ロースを一本のまま、ボーンと。それが卸問屋なんですね。今の飲食店では使い切らないですよ。」歩留まり的に悪い所を解消して、お客様の立場になって勧める小売が中心だからこそ喜んでもらえる。 生の場合は少し割高になるかもしれないが、セルフで取れるようにあえてパック形態での対応もしている。 「量販店や大型店・スーパーができている時代ですから差別化を。とにかく値段ではなく物で勝負しようと、うちのモットーなんです」と小山田氏。 那珂湊コロッケとメンチはテレビ取材があって以来、大きな看板メニューとなった。惣菜類は地域柄もあるが、学生が帰り道に買って食べながら歩ける値ごろ感を考えて価格を抑えている。 本業の精肉以外にも小山田氏はナイトバザー等の実行委員長をやったり、海浜鉄道廃線の危機に応援団を立ち上げたりと、地元支援活動も怠らない。そういう地についた商売こそ地域の人たちが認めてくれ、信用信頼の上で地元の方が買いに来てくれている。 外には駐車場に沿って大きな看板がライトアップされる。アピールする看板作りもまた、集客に繋がっている。株式会社 鳥惣精肉店食肉・惣菜全般卸を削っても小売は大事にしたい値段ではなく物で差別化を8 9全国のお肉屋さん成功事例集地元産の常陸牛と北海道産の男爵イモ、甘みの多い玉葱。生のパン粉でサッと揚げるからとてもサクサク。「那珂湊コロッケとメンチ」は低価格で常陸牛を味わえる至極のごちそう。
●立地・沿革
ひたちなか海浜鉄道線那珂湊駅から徒歩3分。
那珂湊本町通りの一角、県道6号線湊本町5丁目交差点そば。那珂湊本町中心商店街。
●.店舗の沿革・歴史
明治37年、霜田 惣太郎氏。当時は一階を精肉店、二階を飲食店として営業。
徐々に飲食店が中心となっていたが、近代になり今の精肉卸小売業一本となる。
●主な客層・販路
男女別は女性80%、男性20%で年齢層
は20代~50代。職業別は専業主婦
50%、勤め人30%、学生・飲食店20%。
販路は店頭売り40%、配達・納め50%、
その他10%。店頭は対面・計量販売、パック・セルフ販売など。
●品揃え
生鮮牛肉は常陸牛など30アイテム。
生鮮豚肉はローズポーク・美明豚20アイテム。
生鮮鶏肉は岩手県産五穀味鶏、奥久慈軍鶏12アイテム。その他生鮮食肉は馬肉1アイテム。自家製造ハム・ソーセージ各メーカー30アイテム。自家製加工品惣菜は那珂湊コロッケ・メンチ、焼豚、ハンバー
グ、焼鳥各種、手作りサラダ類、串揚各種30アイテム。
≪ 店舗内 ≫


≪ 目玉商品 店舗内間取り ≫
